【新小岩の住みやすさ】治安は?水害は?北口・南口の違いを10年住んだ住民が本音で語る
「新小岩に住もうかな?」
そう思ったとき、最初に検索するのは「治安」や「水害」のことではないでしょうか?
実は私も、最初は 「治安が悪そう」「下町感がちょっと…」 と敬遠していました。元々池袋に住んでいたこともあり、正直なところ第一印象は良くなかったのです。
しかし、妻との中間地点(私は渋谷勤務、妻は稲毛勤務)という理由だけで住み始めて、気づけば 早10年 。 賃貸アパートから始まり、マンション購入、そして戸建てへの住み替えと、この街で住まいのフルコースを経験しました。
結論から言います。 新小岩は、日本の平均的なビジネスパーソンにとって「最強の選択肢」になり得る街です。
今回は、ネット上の噂ではなく、10年間住み続けた私だからこそ分かる「新小岩のリアル」を、北口・南口の違いや、Googleマップも教えてくれない通勤の裏技と共にご紹介します。
北口 vs 南口:住むならどっち?
新小岩を語る上で欠かせないのが、駅を挟んで全く顔が違う「北口」と「南口」の問題です。私は両方のエリアを経験しましたが、それぞれの特徴は以下の通りです。
【南口】食と買い物のパラダイス(でも、ごちゃついてる)
- 特徴: 有名な「ルミエール商店街」があり、とにかく店が多い。
- メリット: 美味い店が多い!買い物には困らない。西友もあり便利。
- デメリット: ごちゃごちゃしている。自転車を停める場所がカオス。しかし、私は南口の商店街や街中を時間を気にせず探索(うろちょろ)したいタイプなので、あえて定期駐輪場を借りて「安心」を買っています。
【北口】治安重視の静かな住宅街
- 特徴: 蔵前橋通りが走り、車持ちには便利。
- メリット: 南口に比べて やや治安が良い 。閑静な住宅街が広がる。
- デメリット: 南口ほどの面白みや発展はない。
結論: 刺激と便利さを求めるなら南口、 静かさと治安を優先するなら北口と考えて良いと思います。 現在私は北口に住んでいますが、子育て視点でも北口はおすすめ。歩道が比較的整備されているのでベビーカーも押しやすく、公園も点在しています。
南口へも頻繁に行きますが、最近は駅が改装されて南北の行き来がスムーズになりました(自転車だとまだ少し遠回りが必要ですが)。
交通アクセス:総武線は「最強」説
新小岩に住んで一番感動したのは、 JR総武線の利便性 です。 田舎に住んでいた頃は「20分に1本」でダッシュするのが当たり前でしたが、ここは違います。 朝の通勤時は約4分に1本 (確かね、本数多すぎてあんまり考えたことない) 来るので、 「時刻表を見ずに駅に行き、来た電車に乗る」 という山手線のような感覚で生活できます。
Googleも教えてくれない「新宿方面」への時短テク
私は渋谷や新宿方面に行くことが多いのですが、ここで裏技があります。 普通に検索すると総武線各停(黄色い電車)で一本と出ますが、これだと時間がかかります。
おすすめルート:
- 新小岩から「総武線(御茶ノ水行きなど)」に乗る
- 「御茶ノ水駅」で降りる
- 目の前のホームに来る「中央線快速」に乗り換える
御茶ノ水駅の乗り換えは、階段を使わず 「対面ホーム」で3秒で乗り換え られます。これで新宿まで一気にワープできます。
快速電車のポテンシャルと「グリーン車」という書斎
新小岩には「総武線快速」が停まります。 東京駅まで直通(約13分)、さらに横浜・鎌倉方面、千葉・成田空港方面へも一本で行けるので、出張や旅行にも最強です。
ただ、通勤ラッシュ時の快速は混みます。そこで私が猛プッシュしたいのが 「グリーン車」 の存在です。
もちろん毎日の通勤で利用するわけではありません。しかし、ここぞという時、例えば「今日中に仕事を片付けたい時」や「疲れていて座って帰りたい時」には迷わずグリーン車を利用します。 数百円〜千円ちょっとの課金で、 「座って仕事ができる時間」 を買うと思えば安いものです。
- PCを広げて仕事を片付ける(テーブル完備)
- 仕事終わりなら、缶ビールやハイボールをプシュッとしてくつろぐ
ドアが閉まればそこは 「移動する書斎(兼 居酒屋)」 。 新型車両(E235系)に当たればコンセント・Wi-Fiも完備されていますし、旧型でもテーブルがあるのでスマホのテザリングで十分仕事になります。 時間を有効に使いたいビジネスパーソンにとって、新小岩から座って快適に移動できるこの環境は、コスト以上の価値があります。
新小岩ライフの楽しみ方:サウナと美食
新小岩から出られなくなる理由。それは 「街の中で全てが完結する」 からです。
1. サウナ好きの聖地「レインボー新小岩」
都内屈指のレベルを誇るサウナ「レインボー」があります。ここに住んでいれば、いつでも極上の「整い」体験が可能です。私は子育て中で最近行けていませんが、独身時代や時間の取れる方には間違いなくオススメです。
2. とにかく飯が美味い
チェーン店も個人店も充実しています。 個人的に惜しいのは「JINS」と「バーガーキング」がないことくらい。 かつては「スタバ空白地帯」でしたが、新しい駅ビル(シャポー新小岩)に入ったので、カフェ事情も改善されました。
また、新小岩のお隣、奥戸エリアになりますが、隠れた絶品グルメも存在します。
お金と不動産の話:一般人が「家」を買える街
都内の不動産価格が高騰する中、新小岩はまだ 「日本の平均的なビジネスパーソンが、頑張れば家を買える街」 です。
私も最初は1LDK(50平米)の賃貸、次に北口で3LDK(61平米)のマンションを購入しました。
※正直に言うと、この 「61平米で3LDK」 というのは典型的な選択ミスでした。 数字上は部屋数があっても、リビングが狭すぎてダイニングテーブルとソファを両方置くと、隙間をカニ歩きで移動する状態に…。収納も全く足りず、すぐに手狭になって後悔しました。家族で住むなら平米数の確認は命です。
その後、マンションを売却して戸建てに買い替えました。 「駅から少し離れれば閑静な住宅街、歩けば賑やかな繁華街」という距離感が、住んでいて非常に居心地が良いのです。
実際に新小岩でマンションと戸建ての両方を買って比較した詳細記事は、こちらで詳しく解説しています。
気になる「水害」と「液状化」リスクは?
ここを心配される方は多いと思います。
- 水没リスク: 海抜ゼロメートル地帯ですが、 スーパー堤防 の整備がずっと進められています。かなり頼もしい存在です。
- 液状化: マンション時代は「2階以上なら平気だろう」と考えていました。戸建てに関しては、しっかり 地盤改良 を行った物件を選びました。
- 人身事故: 昔は多かったですが、 ホームドア が設置されてからは激減しました。
「最悪、建物(ウワモノ)の価値がゼロになっても、土地さえ残ればいいか」という、かなり割り切ったスタンスで戸建てを購入しました。もちろん対策は進んでいますが、このくらいの覚悟は必要かもしれません。
これから新小岩はもっと便利になる!
最後に、個人的なビッグニュースを。 激安スーパー 「OKストア」 が小岩(新小岩の隣)にできるんです!
「隣駅じゃん」と思うかもしれませんが、 車や自転車なら蔵前橋通りでピューッと行けばすぐ の距離感です。 今まで「業務スーパー」や「ライフ」をメインに使ってきました。北口の「サミット」も安くて良いのですが、夜のレジ待ち行列が凄まじすぎて、最近は心が折れてあまり使えていません。 そんな中、 2026年3月に小岩駅前の再開発ビル(FIRSTA III)にOKストアがオープン予定 。これだけで生活の質が爆上がりします。 これだけで新小岩エリアの価値がまた上がってしまったな、と確信しています。
まとめ:10年住んで思うこと
治安が悪いイメージから始まった私の新小岩生活ですが、今では 「本当にいい街」 だと胸を張って言えます。
- 都心へのアクセス最強(グリーン車で快適ワークも可能)
- 物価が安く、飯が美味い
- 家がまだ買える価格帯
おしゃれなブランドタウンではありませんが、 「賢く、豊かに暮らしたい」 という実利を取る人には、これ以上ない選択肢だと思います。